SPG(スターウッド・プリファード・ゲスト)グループホテルのカテゴリー変更は、毎年3月に行われ、今年も、3月6日からの予約に対して適用になります。
SPGのホテルには、「SPGアメリカン・エキスプレス・カード」を持っていれば、年50回の宿泊で、やっと獲得できる、SPGゴールドステータスになることができて、多くの方が会員になっています。
このSPGアメックス会員の特典で、大きなポイントは、1年に1回無料宿泊ができるというものです。年末年始でもGW時期でも、ブラックアウトなしに、予約時にスタンダードルームが空いていれば、無料で宿泊できるのですが、SPGホテルのカテゴリー、1~7の中で、一番高いカテゴリー7のホテルは除外され、無料宿泊の対象外となってしまうのです。
では、今年のカテゴリー変更はどうなったのでしょうか?
日本のSPGホテルはカテゴリーアップのみ
日本にはSPGホテルが現在21軒あり、そのうち、3軒がカテゴリーアップされました。
●フォーポイントバイシェラトン函館 2 → 4
●シェラトン北海道キロロリゾート 4 → 5
●セントレジス大阪 6 → 7
です。
この中で、フォーポイントバイシェラトン函館は、国内唯一のカテゴリー2のホテルで、昨年オープンし、カテゴリー2は1泊4,000スターポイントで宿泊でき、週末にはなんと3,000スターポイントで宿泊できていたホテルです。
このホテルが一気に2段階アップされ、カテゴリー4、1泊10,000スターポイント必要なホテルになってしまい、私的にはガッカリです。
さらに、大きなのが、セントレジス大阪のカテゴリー6から7へのアップ。
カテゴリー7になると、1年に1回の無料宿泊の対象から外れることになります。
もちろん、スターポイントでの宿泊は可能ですが、1泊35,000スターポイント前後必要になります。
これは痛い!
前前年から比較すると、のべ19軒がカテゴリーアップということに!
しかも、前年には、日本のSPGホテルは16軒がカテゴリーアップされていました。
2017年3月期にアップされたホテル
過去3年間のカテゴリーの変化です。
シェラトン北海道キロロリゾートは2年連続のアップ。そして、日本でのカテゴリー7(無料宿泊の対象外)は3ホテルとなりました。
一方、海外ではどうなんでしょうか?
もちろん、カテゴリーアップされたホテルもたくさんありますが、逆にカテゴリーダウンしたホテルもたくさんあります。
因みに、昨年秋にリ利用した、シェラトン・リンカーハーバーは、現状維持のカテゴリー4のまま。ですが、その時点でカテゴリー2で、1泊4,000スターポイントで泊まれた、ナイアガラのフォーポイント・バイシェラトンが、カテゴリー4にアップ。なんとシェラトン・リンカーンハーバーと同じく、1泊10,000スターポイント必要になったことに驚いています。
その他、特にハワイ、シンガポールのホテルは、今年は変化がなく、ワイキキのシェラトンをはじめ、モアナサーフライダーなども、無料宿泊の対象ホテルとなっていますので、ご安心ください。
参考資料=SPGカテゴリー変更公式ホームページ
日本は、ほとんどのホテルがカテゴリーアップされたことになりますが、それだけサービスの質が良いのでしょう。と前向きに理解して、更なるサービスアップを期待したいと思います。
さらに、SPGやマリオット、リッツカールトンなどの、ゴールドステータスを簡単に受けるためには、SPGアメリカン・エキスプレス・カードへの入会が必要です。
日本のSPGホテルのカテゴリーは高めな感が否めませんが、ワールドワイドでみると、まだまだお得なホテルが沢山あります。
SPGアメックスの利用価値は非常に高いと思いますよ。
*2018年8月より、spg1スターポイントはマリオット3ポイントへ統合されました。
1,000スターポイント→3,000マリオットポイント

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私も紹介できますので、入会希望の方は「コチラ」から。
さらに、マリオットホテルグループもカテゴリー変更が発表されています。
マリオットも日本は4ホテルがカテゴリーアップ。沖縄マリオットもアップされています。⇒近日まとめます。
参考資料=マリオットカテゴリー変更公式ホームページ
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