初めての海外旅行、ツアー会社を選ぶ時の注意点



みなさんは、今年3月に起きた、てるみくらぶの破産騒ぎ、覚えていますか?

知らない方々に簡単に説明すると、「てるみくらぶ」という旅行代理店が、3月に破産しました。

そして、その破産に際して、ツアーを申し込んでいた方々の支払った料金が戻ってこなかったり、ちょうどその時期に、てるみくらぶ手配の海外旅行をしていたユーザーが、ホテルへの支払いがないと追いだされたり。多くの人が被害にあい、被害総額は100億円にもなったのです。

初めて海外旅行に行く方は、個人旅行よりも、旅行代理店が手配してくれるパッケージツアーの方が安心なのですが、「てるみくらぶ」の事例があるので、100%安全だとは言えません。


そこで、そうならないための、ツアー旅行会社の選び方が重要になってきます。
では、なぜ、「てるみうらぶ」が破産に追い込まれたのか考えてみましょう。

 

理由を簡単に言えば、薄利の安いツアーばかりを売っており、航空業界の変化に対応できず、安い席が確保できなくなり、資金がなくなっていったためです。

つまり、てるみくらぶの業務形態は、飛行機の余った席を安く確保し、お客に安く提供する。というものでした。

4-5年位前までは、航空会社もジャンボ機に代表されるように、一ところに多くの客を運ぶ、大量輸送が主でした。

だから、特に閑散期においては、席が埋まらず、余った席を安く買い取ってもらい、搭乗率をあげていました。

でも、時代が変わり、大型機を削減し、燃費の良い中・小型機を運用することで、多くの場所へ、少人数を運ぶ。そして、搭乗率を上げていく流れに変わっていきました。

そうすると、だんだん余った席が少なくなり、てるみくらぶの営業モデル、余った席を安く買い取って、安く客に売る(安いツアーを提供する)ということが、困難になってきたわけです。

当然、余った席を安く買い取るというモデルは、大手を含む、全ての旅行代理店でやっていることですが、他の代理店は、安いツアーだけではなく、余った席ではなく、はじめから飛行機の席を買い取り、付加価値をつけて、高いツアーを組むこともやっていたのです。

つまり、付加価値をつけた高いツアーは、利益率もよく、収益にしていましたが、利益率の低い安いツアーを専門にやっていたてるみくらぶは、徐々に収益がでなくなっていったのです。

その半面、TVの協賛番組や、大々的な新聞広告を打つなど、収支が逆転し、その場しのぎの現金収入が必要に迫られて行きました。

その結果、今年の年始には、現金特価のツアー、つまり、支払いは現金に限り、予約後すぐに現金を振り込ませたり、通常は、予約金だけでいいような、半年以上先のツアー代金を全額支払わせたり。とにかく、当座を凌ぐための荒っぽい商売をするはめになったのです。

でも、それは、一時しのぎで、とても営業を続けられる状態ではなくなったということです。


このような結果から、ツアー会社の選び方としては、まず、ツアー企画商品が、安いものもあるけど、高いものも売っている。さらに、支払いは現金ではなく、クレジットカードで、しかも、支払いは全額ではなく、決められた期間での予約金で手配ができる会社を選ぶべきです。
特に、クレジットカードでの支払いは、もしも、このような破産騒ぎが合った場合でも、返金してくれる場合もあります。

現に、今回のてるみくらぶの事件でも、カード会社によりますが、カード会社として返金しているところも出てきています。

よって、支払いは現金では無く、クレジットカード支払うが鉄則です。

 

基本、てるみくらぶの様なケースは、レアケースですが、100%ありえないとは言い切れません。

十分気をつけて、ツアー会社を選びたいものです。

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