初めての海外旅行で、入国に際して、入国カード以外に、提出するのが「税関申告書」です。
入国手続きの後、機内に預けた荷物(受託荷物)を受け取り、最後に受ける持込荷物の検査です。
時々、テレビで観た事がありませんか?
大きなスーツケースを開けられて、税関職員に「これはなんだ?」って問い詰めれてている旅行者。
そう、入国に際しては、持ち込む荷物・持ち物の検査があり、その申告を、入国カード同様、機内で書かなければなりません。
持ち込めるものは、国によって大きく違いがあり、特に、オーストラリアは、国自体が固有の大陸なので、生物の種(しゅ)に対しては非常にナーバスで、持ち込めないものが細かく決められています。
オーストラリアの税関申告書は、裏に入国カードも兼用されていますが、写真のように、これらを持ち込んでいますか?という項目がたくさんあります。
持ち込めないものは、缶詰以外の肉製品や、乳製品・卵製品や、果物・生野菜などに加えて、砂や土という項目があり、泥で汚れた靴を履いていると、最悪入国できない場合さえあります。
でも、持ち込めないものについては、持ち込まなければ何も問題はないのですが、持込はできるけど、申請しなければならないものがあります。
それが、よくテレビでやっているやり取りです。
つまり、持ち込む場合は、申告しないといけないのに、先ほどの税関申告書で申告せず、見つかった場合は、多額の罰金が発生します。
例えば、 オーストラリアでは食料品全般が対象になっています。肉製品や乳製品などの持ち込めない食品以外は、すべて申告したほうが安全です。その中で、持ち込めない場合は没収されるだけですが、申告していないと、没収されたうえ多額の罰金を取られます。
これはどうかな?って思うものは、申告しておいたほうが安心です。
細かい内容は、コチラを見てください。
オーストラリアに持ち込めないもの(申告すれば持ち込めるもの)リスト
ニュージーランドもオーストラリア並みに厳しいので要注意です。
他の国も、大なり小なり、持ち込めないものがありますので、下調べは大事ですよ。