皆さんの中にも、年末年始やお盆に里帰りの際、高い航空券に悩まされたり、特典航空券で予約しようとしても、なかなか取れない!って言う方、多くいらっしゃいませんか?
でも、私は、JALで、今年はGWとお盆の時期に、特典航空券で帰省します。
しかも、お盆の予約も、2月に予約しました。
なぜ、こんなことができるのでしょうか?
■BAマイルのメリット
皆さんは、BA(ブリティッシュエアウェイズ)のマイレージをご存知ですか?
BAでは、マイレージとは呼ばず、Executiv ClubのAviosと読んでいます。
でも、マイルと同じ考え方なので、ここでは、BAもマイルとして呼ばせていただきます。
さて、このBAマイルの最大のメリットは、JALでも利用ができ、特にJALの国内線の必要マイルが非常に少ないことです。
例えば、羽田→福岡は、JALのマイレージだと、片道7500マイル必要ですが、BAマイルでは、なんと4500マイルですみます。
ちなみに、年末年始やお盆の時期の利用では、ANAマイルは、ハイシーズン加算で、片道9000マイル(逆にローシーズンでは片道6000マイル、レギュラーシーズンはJALと同じ7500マイル)、JALは変わらず、7500マイルですが、BAマイルも変わらずハイシーズンでも4500マイルで済みます。
更に、利点は、ANAもJALも国内線の特典航空券予約は2ヶ月前の同日からしかできませんが、BAは、BA国際線の、日本国内の発券分という扱いで、330日前から予約可能(ただし、国際扱いなので、羽田発着便に限られているようです)なので、JALの国内線が早く予約できるのです。
BAの提携航空会社(JAL含むワンワールド・アライアンス)必要マイルチャートをみてみると。
注:JALはディスカウントマイル期間が別途設定されています。
上表のように、羽田-沖縄、石垣など以外の国内線は、往復9000マイルで搭乗できます。
さらに、なんと成田-プサンの国際線も同じ9000マイルで乗れるのです。
しかも、座席指定も可能(国内線は2ヶ月前から)です。が、電話にて依頼するか、JALの海外ホームページからも予約できます(詳しくは後で説明します)
ただし、直行便に限るので注意してください。
乗り継ぎになると、それぞれのフライトが上記のマイル数にて加算されます。
■BAマイルのデメリット
デメリットは
●直行便の予約に限ること。
●JAL便の国内線事前座席予約が、2ヶ月前からしか取れないこと。
●330日前に予約できるJAL便の国内線は、羽田発着に限り、その他は2ヶ月前からになること。(羽田線は、BA国際線の日本国内区間となり、国際線扱いとなっているため)
●JAL便国内線でも、燃油サーチャージがかかること。(でも、2017年4月現在、片道290円と少額です)
●BAマイル(エグゼクティブ・クラブ)への入会手続きに少し手こずるかもしれません。
以上、デメリットは大したものはありません。
むしろ、JALの国内線と、成田-釜山を往復9000マイルで飛べるメリットの方が、遥かに大きいと思います。
■BA・エグゼクティブ・クラブへの入会は こちら
★ただ、一つ、問題があります。
それは、BAマイルを貯める手段が少ないこと。です。
まず、乗って貯める ⇒ ロンドンに用事が多い方はいいかもしれませんが、あまり乗らない方は、JALに乗った時、BAマイルを貯める。という方法もあります。
後は、陸マイルで貯める ⇒ ANAやJALなどは、提携クレジットカード多かったり、ポイントサイトで貯めるという方法もありますが、BAのマイルが貯まるクレジットカードが少ないことです。
その中でお薦めなのが、アメリカンエクスプレス・スカイトラベラーカード です。
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